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音声入力

右図にあるパラメータ設定ウィンドウの 音声入力タブを使って、 音声入力装置の選択と、音声によるエージェントの行動モード制御についての パラメータを変更することができます。

音声入力装置が複数ある場合には、 一番上の右側にある 入力装置 のポップアップメニュー で、どの装置を使用するかを選ぶことができます。ただし、 DT1の起動後に接続した装置はメニューに表示されないことがあります。 アンプ等を介さずにマイクを直接、外部入力ジャックに接続して使う場合には、 その下にあるソフトウェアで入力音量レベル上げる。 と書かれたボタンにチェックを入れて下さい。入力音声の音量は、 システム環境設定のサウンドの項目でも設定できますので、音量が適切でない場合は、 そちらも操作して下さい。

通常、エージェントはビデオ入力画像の変化に引寄せられる 引寄せ モードになっています。この他に、 逆に変化から逃げようとする 逃避 モードと、 ビデオ入力を考慮しない 無視 モードによる行動が用意されており、 音声によってモードを切り替えることができます。

音声といっても言葉を理解してくれるわけではなく、音の大きさだけで判断します。 レベル1 および レベル2 と書かれた 2つのスライダーで、音の大きさの閾値を指定します。 レベル1より大きな音は 大きい音、 レベル1より小さくレベル2より大きな音は 中くらいの音、 レベル2より小さな音は 静かな音 と判断します。

スライダーの下の モード切り替えルール という タイトルのついたボックスの中で切り替えルールを指定します。 標準では、引寄せモードで大きな音が鳴ると逃避モードへ、 逃避モードで静かなまま10秒たつと無視モードへ、 無視モードで静かなまま5秒たつと引寄せモードに戻り、 また、逃避または無視モードで中くらいの音が鳴った場合にも 引寄せモードに戻るように設定されています。

エージェントの表示が不透明モードになっている場合、 無視モードでは画像に写り込むビデオ入力画像は表示されません。

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