登録項目
1つの登録項目は、1つのMIDI機器操作と1つの AppleScript プログラムとの
対応を表現します。複数の登録項目をまとめて1つの設定ファイルに
保存することができます。
各登録項目には以下の要素が含まれます。
有効: 登録された操作を行なったときに、
対応するAppleScriptを実行するかどうかを切り替えます。
機器: コンピュータに複数のMIDI機器が接続されている場合に
機器を区別する為につける番号です。機器と番号の対応は、
MIDIソースの選択用のウィンドウで確認できます。
ノブ/キー: 割り当てるキー、ノブ、スライダを表示します。
アプリケーション: AppleScript の実行の対象となるアプリケーション
ソフトウェアの名前を指定します。
対象: AppleScript で操作の対象とするオブジェクトを指定します。
コマンド: 実行する AppleScript のプログラムを指定します。
実際に実行されるプログラムは、コマンドの項目で指定したプログラムを
tell application "アプリケーション名"
と end tell で囲んだものとなります。
対象が記入されている場合は、さらに
tell 対象 と
end tell が内側に追加されます。
コマンド中に %f を挿入しておくと、
キーのベロシティまたはノブやスライダの位置情報を表す変数に置き換えられます。
最小値: キーのベロシティが最も弱いとき、またはノブやスライダを最小の位置にしたときに
AppleScript に埋め込まれる数値を指定します。
最大値: キーのベロシティが最も強いとき、またはノブやスライダを最大の位置にしたときに
AppleScript に埋め込まれる数値を指定します。