演習1 (Practice I)

3年通年, 必修

演習テーマ: 人工生命と適応行動シミュレーション

Artificial Life and Simulating Adaptive Behavior

演習内容

遺伝的アルゴリズム, 強化学習法, 実例に基づく学習, 自律分散システム (セル構造オートマトン, L-system, etc.). 分類子システム.

演習の狙い

人工生命は生命体に特有の進化, 発生, 適応, 学習, 生態系, 社会形成といった 現象を, 計算機シミュレーションやロボットあるいは化学実験によって再現し, (a) 生命についての理解を深める. (b) 人工物の作成に関する新たな方法論を模索する. (c) 芸術的創造の新たな媒体および方法論を模索する. などを目標とする研究分野である. 本演習は, 人工生命研究の基礎となる計算機科学の要素技術を習得することを目標とする.

指導方針

前半は, 雑誌等に載った遺伝的アルゴリズムの解説記事をもとに学習する. 後半は, 英文で書かれた論文を担当を決めて輪読する. 並行して, UNIX Workstation 上で, シミュレーションプログラムを 構築するための演習 (C と X Window System) を行なう. 情勢が許せばロボットの実験も行ないたい.

教科書/参考書

卒論テーマ (予定)