うねみたつおのいろいろ


エッセー

強化学習とか人工生命の研究をやってると、 ふと人生について考えることもあります。


強化学習と人生... 只今作成中

「強化学習」というのは簡単にいえばアメとムチによる学習、 学習というより調教である。しかし、調教といってしまうと 「教える」方が協調されてしまうから「学習」といっておいたほうがよい。 魚から人間にいたる脊椎動物のほとんどがもっている能力と考えられている。

つまり、気持ちいいものには近付き、気持ち悪いものは遠ざけるという癖が ついてしまうという一種の適応能力のことである。 最近、ロボットの高次の制御システムを設計する立場からも、 環境変化への柔軟さを実現する有力な手段として注目されるようになった。

他の動物のことは推論に過ぎないのだが我々人間には気持ちがいいか悪いかという 心の状態がある。どっちでもない時間がほとんどではあるが、その気持ちの善し悪し が行動を左右していることも確かである。 喜怒哀楽という感情とも深い関係にありそうだ。動物にも 気持ちいい悪いがあるとしたら、人間との違いはなんだろうか。 人間は気持ち悪くてもあとでいいことが期待できれば、我慢ができる。 もちろん、動物もガマンできなくはないかもしれないが、これは空想の域を出ない。 (動物心理学の方々はどうお考えでしょう。)

人間の幸福とはなにか?そもそも幸福という概念は?


メモ: 心について: 社会的な、つまり、他者との関係に関する感情というと: 怨み、妬み、軽蔑、恐れ、畏敬、感謝、恋慕。。。

感情の進化的解釈... 強化学習能力の進化については人工生命的研究があるけど、 これも感情の一部と考えてよいのだろうか。 議論の前に概念をはっきりしておかないと。


信心についての人工生命的考察... 只今作成中

信仰の進化論的解釈: 祈るとは? 儀礼とは? 教団とは? 権威とは? 奇跡、功徳、原罪、宿業、自我の死?