このアプリケーション・プログラムは、品種改良の要領で 多様な抽象的な2次元CG画像の作成を支援するシステムです。 カール・シムズさんが人工進化という名前で提案した 人為選択に基づく進化の方法に基づいています。
SBART を起動すると、画面に1つの フィールド・ウィンドウ が現れます。 その中には合計20個の初期個体群に当たる個体画像が入っています。 このウィンドウ上でのマウスとメニューの操作により、画像の品種改良を 行なうことが出来ます。
各個体の画像は、ズーム・ウィンドウ を使って、 画面に入る任意の大きさに拡大/縮小することができます。 このウィンドウから画像のクリップボードへのコピー、 PICT/JPEG 形式ファイルへの保存、プリンタへの印刷などを行なうことができます。
ムービー・ウィンドウ を使って個体の画像から 短い動画を作成することができます。 遺伝子編集ウィンドウ は、 個体の遺伝子をコピー、ペースト、スワップ、置き換えなどの操作によって 直接編集するためのインタフェースを提供します。 非終端記号選択ウィンドウ によって、 各関数を遺伝子に含めるかどうかを選択することができます。 外部イメージ・ウィンドウ は、image と 名付けられた関数の値の元になる画像の設定を行ないます。 画像はクリップボードまたは画像ファイルから取り込むことができます。
開く時点でクリップボードに PICT データがあるときは、そのデータを画像として取り込むかどうかを 問い合わせるダイアログボックスが表示されます。 クリップボードから取り込まない場合は、画像ファイルを問い合わせます。 MacOS で PICT 形式に変換可能な形式のファイルであれば取り込むことができます。