メニュー
以下では、画面の一番上に表示されるメニューバーの各プルダウンメニューについて、
項目の順に、機能を説明します。
- ファイル・メニュー
- 新しいフィールド
は、ランダムな遺伝子で初期化された
フィールド・ウィンドウ を新たに開きます。
スコア・ウィンドウが最前面に出ていて、
第1選択された小節がある場合は、
フィールドの左上の個体にその小節の遺伝子がコピーされます。
遺伝子編集ウィンドウが最前面に出ている場合は、
フィールドの左上の個体に編集中の遺伝子がコピーされます。
- 新しいスコア
は、一番手前に表示されているフィールド・ウィンドウ
または遺伝子編集ウィンドウ中の
楽譜を含む スコア・ウィンドウ を新たに開きます。
もし、一番手前に表示されているウィンドウがフィールド・ウィンドウでも
遺伝子編集ウィンドウでもない場合は、楽譜は空白になります。
- 開く ...
は、開くファイルを選ぶためのファイル選択ダイヤログを表示します。
もし選んだファイルのタイプが Gene
ならフィールド・ウィンドウを、
もしタイプが Score ならスコア・ウィンドウを表示します。
もし選んだファイルのタイプが Option だった場合は、
テンポや音色などのオプション情報をファイルから読み込みます。なお、
これらのファイルの形式はSBEAT2.1以前のバージョンとは互換性がありません。
- 保存
は、一番手前のフィールド・ウィンドウあるいは
スコア・ウィンドウの遺伝子情報をファイルに保存します。
- 別名で保存 ...
は、遺伝子情報を新しいファイルに保存します。
- SMF形式に保存 ...
は、譜面情報をSMF (標準 MIDI ファイル)
形式の新しいファイルに保存します。このファイルはファイル名の拡張子
として .mid を付けることでインターネットでの公開にそのまま利用できます。
- オプションを保存 ...
は、テンポや音色などの現在のオプション情報を新しいファイルに保存します。
- 初期化
は、もし一番手前のウィンドウがフィールド・ウィンドウなら
保護されていない個体の遺伝子をランダムに初期化します。
もし一番手前のウィンドウがスコア・ウィンドウなら
すべての小節の消去し空白にします。
- 閉じる
は、一番手前のウィンドウを閉じます。変更分がファイルに
保存されいない場合は、保存するかどうかを問い合わせるダイヤログが表示されます。
- 終了
は、SBEAT のすべてのウィンドウを閉じて実行を終了します。
MacOS X 上で実行した場合、このメニュー項目は現れません。
かわりに、SBEAT メニューの一番下にある SBEAT を終了
の項目を選んで下さい。
- 編集メニュー
- 取り消し
は、直前の状態に戻します。
- カット
は、スコア・ウィンドウ中の
第2選択された小節の
遺伝子情報を消去し、遺伝子情報を演奏や表示のオプション情報と共にバッファにコピーします。
このバッファはクリップボードではありませんので、
SBEAT 以外のアプリケーションにペーストすることはできません。
- コピー
は、フィールド・ウィンドウ中の
選択された個体、またはスコア・ウィンドウ中の
第2選択された小節の遺伝子を
演奏や表示のオプション情報と共にバッファにコピーします。
- ペースト
は、バッファに記録された遺伝子を選択された個体または小節に張り付けます。
- オプションのペースト ...
を選ぶと、張り付けるオプションの種類を
選択するダイアログウィンドウが表示されます。バッファに記録された
オプションの情報のうち、ペーストする項目としてチェックされたものだけを、
フィールド・ウィンドウ、
遺伝子編集ウィンドウ、
あるいはスコア・ウィンドウの
第2選択された小節に張り付けます。
- 消去
は、スコア・ウィンドウ中の
第2選択された小節の
楽譜情報を消去し空白にします。
- 全てを選択
は、フィールド・ウィンドウ中の全ての個体
を選択します。
あるいはスコア・ウィンドウ中の全ての小節を
第2選択します。
ただし、もし既に全ての個体が選択されている場合は、全ての選択を解除します。
- 遺伝子編集
は、フィールド・ウィンドウ
中の選択された1つの個体の遺伝子、あるいは、
スコア・ウィンドウ中の
第1選択された小節の遺伝子
を直接操作するための
遺伝子編集ウィンドウを開きます。
- スコア編集
には、スコア・ウィンドウの楽譜を
小節単位で編集するためのサブメニューが割り当てられています。
- 音程を上げる
は、スコア・ウィンドウ中の
第2選択された小節の音程を2度上げます。
- 音程を下げる
は、スコア・ウィンドウ中の
第2選択された小節の音程を2度下げます。
- 小節を右シフト
は、スコア・ウィンドウ中の
第1選択 された小節から後の1連の楽譜を1小節分後方に移動します。
選択されていた小節は空白になります。譜面のスペースの
最後の小節が移動対象に含まれる場合は楽譜情報が失われることになります。
- 小節を左シフト
は、スコア・ウィンドウ中の
第1選択 された小節から後の1連の楽譜を1小節分前方に移動します。
選択された小節の直前の小節の楽譜は上書きされます。
- 譜面を拡張
は、譜面のスペースを下に1行4小節分拡張します。
- 譜面を縮小
は、譜面の一番下の1行4小節分のスペースを削除し、譜面を縮小します。
- 生成メニュー
- もう一度
は、直前に実行された生成の操作をもう一度繰り返します。
- 次世代(現フィールド)
は、フィールド・ウィンドウ
中の保護されていない個体を、
次世代の個体群に置き換えます。
- 次世代(新フィールド)
は、次世代の個体群からなる新たな
フィールド・ウィンドウを開きます。
- 突然変異
は、選択されている個体を、その突然変異体で置き換えます。
- ウィンドウ・メニュー
- ヘルプ・メニュー
- SBEAT マニュアル ...
は、このリファレンスマニュアルを Apple Help Viewer を使って表示します。
- SBEAT ウェブページ
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