パートオプション・ダイヤログ
2つのダイヤログ・ウィンドウのうちの上の方に表示される大きなウィンドウが
パートオプション・ダイヤログです。
ダイヤログを閉じた後で
ウィンドウ・メニューの
パートオプションの項目を
選ぶと再表示されます。
このダイヤログは、パートごとの表示や演奏の
パラメータを設定するためのものです。
パート毎に色分けされています。
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各パートの左端の小さな三角の部分をクリックすると、該当するパートの
オプションを操作するボタンやスライダの表示を隠したり、再表示したりできます。
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ウィンドウ内の左上にある表示/隠蔽
と書かれたボタンをクリックすると、
メニューがあらわれます。その中から項目を選択することで、全てのパートを表示あるいは
隠蔽したり、演奏されるパートだけを表示したりすることができます。
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目のアイコンが描かれたボタンは、どのパートの楽譜を表示するかを決めます。
4つのパートを表示できます。楽譜が表示されているパートは開いた目のアイコン
、
表示されていないパートは閉じた目のアイコン
で示されます。
表示されていないパートのボタンをクリックすると、
アイコンが半開きの目
で表示されていたパートと表示が入れ代わります。
開いた目のアイコンが表示されたボタンをクリックすると、半開きの目に変わります。
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スピーカーのアイコンが描かれたボタン
は、
各パートの演奏音をオン/オフします。
演奏中にshiftキーを押しながらボタンを押したままにすると、
そのパートの音だけを聞くことができます。
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楽器名が書かれたボタンは、各パートの楽器の種類を設定します。
ソロ楽器と伴奏楽器のパートのボタンをクリックすると、
GM音源の楽器を選択するためのダイヤログウィンドウが表示されます。
色がついていないドラム&パーカッション
とかかれた部分のボタンをクリックすると同様のダイヤログウィンドウが表示されますが、
これは、打楽器パートの「ドラムキット」を選択するために用います。
打楽器パートのボタンをクリックすると、別の形式のダイヤログウィンドウが
表示されます。ダイヤログの上の方のラジオボタンで、楽器のセットを選択します。
選択されたセットに複数の音色が含まれる場合は、その中から一部だけを選ぶための
チェックボックスがダイヤログの下の方に追加表示されます。
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その右隣の数字が書かれたボタンは、音域をオクターブ単位で指定します。
大きな数字ほど高い音域をあらわします。
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その右隣の音符が書かれたボタン
で、
音符の最小単位を指定します。
16分音符、8分音符、4分音符から1つを選ぶことができます。
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その右隣の数字が書かれたボタンは、遺伝型から生成される楽譜の
小節内での繰り返し回数を指定します。1, 2, 4の中から1つを選ぶことができます。
例えば「2」に設定されたパートは、小節の1/2の長さ、つまり4分音符で2拍分の音符列が
生成され、その音列が2回繰り返されます。
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錠前のアイコンが描かれたボタン
は、
各パートに対応する遺伝子の保護を指定します。
遺伝子はメロディ、リズム、強弱に対応する3種類の染色体に別れています。
ウィンドウの上中央にあるボタンは、オプション操作の対象となる染色体の種類を
指定します。shiftキーを押しながら錠前のボタンをクリックすると、
すべての染色体の保護を同時に指定することができます。
このボタンの右側にあるマークは、上からメロディ、リズム、強弱の
それぞれの染色体が保護されているかどうかを示しています。
黒は保護されていることを、白は保護されていないことを示します。
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その右隣のスライダー
は、
パートと遺伝子の対応を指定します。
オプション操作の対象となる染色体の種類は、ウィンドウの上中央にあるボタン
をクリックすると現れるメニューで指定します。
リズムを同じ遺伝子で共有するパートは同期した演奏になります。
メロディーとリズムの両方を共有すれば同じ旋律を奏でるユニゾンになります。
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ウィンドウ内の右上にある文字が書かれた2つのボタンと、
その下のスライダーは、曲を演奏する際のコントロールパラメータを
設定変更するためのものです。メニューボタンで設定するパラメータの種類を選択し、
スライダー
で値を変更します。
リセットボタンをクリックすると、
すべてのパートのすべてのパラメータ値が既定値に戻ります。
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